暮らしの余白

何もない瞬間を大切に。 居心地良く暮らすためのブログ

散歩の達人を読んで、100人それぞれの生き様を感じた

散歩の達人2016年6月号がすごいです。




カフェの特集本を見たことありますか?
載っているカフェって、オシャレカフェや喫茶店など
確かに良い店が多いです。

ただ、どこかで見たことがあるものばかり。
見たことがない場合は新しかったりするわけで、
特集の切り口は違えどだいたいどの本でも代わり映えしないです。

人気のカフェやこだわりカフェや
穴場のカフェなどは、いろいろな形で紹介されるので
ある意味しょうがない部分ではありますが
この散歩の達人は違いました。


控えめな表紙にある通り、
100軒の喫茶店が載っています。
その100軒の選び方が100人それぞれの
お気に入りの喫茶店を紹介しているんです。

喫茶店を選んだ理由に思い出やこだわりが反映されているわけで
もはや喫茶店特集というより
喫茶店というフィルターを通した100人それぞれの生き様特集です。

普段あまり行かない地域や、自分だったら行かないジャンルの喫茶店でも
一軒一軒丁寧に読んであっという間に全部読み終わってしまいました。



今月の散歩の達人は創刊20周年ということで
3号連続企画の内の喫茶店特集号だったようです。

月刊『散歩の達人』創刊20周年記念 3号連続企画掲載 「酒場100軒」「食堂100軒」「喫茶100軒」

あまりないタイプの喫茶店特集本として
とても面白いです。
喫茶店、カフェ好きならぜひ読んでみてください。