暮らしの余白

何もない瞬間を大切に。 居心地良く暮らすためのブログ

五感が消耗すると、現実感を失っていく

こんにちは、ひろゆきです。

日々仕事をしていたり生活していると
いろいろなものに触れますよね。

ふとした瞬間に無気力になったり
だるくなったりしませんか?
そんな時は五感が疲れ果てているかもしれません。


膨大なモノ、情報に囲まれて



ちょっと日頃の生活を想像してみてください。

外を歩けば強制的に目に入る様々な人工物。

お店に入れば多種多様なモノ。

家にいてもテレビやネットから出てくる情報の洪水。

乗り物の出す音、信号、お店からの音、
建物の中に入れば各種アナウンスやBGM

コンクリートで固められ、限りなく無臭の街中
匂うとしても作られた香り

肌に触れる、触れられる体験が少ない

口に入れれば大量の化学調味料や砂糖


五感で世界を感じるわけですが
視覚と聴覚は大量の情報により
ありのままを受け付けなくなり
味覚は狂わされ、嗅覚や触覚の働きは落ちます。

五感で感じたとしても、機械ではないし
全てを処理できないので
自分が受け付ける分だけを
自然と取捨選択していきます。

選んだものでも、何かしらすでに人工的に加工されていて
そういうのを日々感じるわけです。

低下したり狂ったりして
五感が持っている機能そのままを使えなくなると
全体的にフィルターをかけられたような状態になります。
フィルターを通す分、あるがままの現実は
自分から遠くなります。

大量のモノや情報が結果として
自分から見た世界を狭めていきます。

そんな状態で生きていると
自分が何を感じているのかも分からなくなって、
何に対しても無気力になっていきます。


現実を感じるために



ではそうならないために
どうすればいいでしょうか。

一番は、五感そのままを
発揮できる場に身を置くことです。
ぼくのおすすめは自然ですね。
 
 

https://www.instagram.com/p/BFx3ilzxhbF/


 
人工的な音が一切聞こえない森の中で
じっとします。

最初は何も感じなくても、
徐々にいろいろな発見があるはずです。
鳥の声や葉がこすれる音、土や緑のむっとする匂い
いろいろな植物の色

気付くにつれて、日頃眠っていた感覚が起きてきて
身の回りで起きていることそのままを
感じられるようになります。

五感が鋭くなるにつれて、
不思議と自分が何をしたいのか
何が大事なのかも分かってきます。

だからぼくはよく自然を散歩しています。
東京都内には自然がたくさんあります。
どこにあるか分からない人は、
このブログで紹介している場所に行ってみてください。

五感を敏感にする方法はこちら
 

comfortable.hatenadiary.jp


 
 
みなさんもぜひ、日頃消耗している五感をいたわってあげてください。