暮らしの余白

何もない瞬間を大切に。 居心地良く暮らすためのブログ

会社員の嫌なところを全力で考えてみて分かったこと

日々仕事をしていて何となく不満な気持ちになることはありませんか?

ぼくは年々その気持ちが強くなってきました。
何となく嫌、ではいつまでも何も変わらないので
全力で嫌な気持ちを形にしてみることにしました。

形にすることで何が分かるのか、みていきます。


手始めに嫌なところを羅列してみます



朝、すし詰めの電車が駅に到着するのをひたすら耐えるのが嫌
電車を降りたら濁流のような人の流れが広がる構内も嫌
駅構内の騒然とした感じ、まるで誰かに追われるようなスピードで早歩きする人々と嫌
毎日毎日それを繰り返しているのも嫌

帰ったら寝るまで数時間とか耐えられない

会社があって、毎日そこにいき、一ヶ月仕事をこなし、一定額の金をもらう、それが何十年も続くのが嫌
定年まで一生の大部分を会社の仲間と一緒に頑張っていくとか信じられない

挙げれば挙げるだけ出てきます。
出してみるとただの社会不適応のダメ人間ですが、
思っているんだから仕方がないです。

そもそも



このままだとグチで終わってしまうので、
もう一段突っ込んで考えてみます。

そもそも何が嫌かって、仕事や会社が全てにおいて先にあって、
それによって日頃の自分が生かされている状態が嫌

その会社の仕組みが全てで、その中にいる限りは従えという空気に違和感を感じる

一ヶ月時間を捧げなければ目の前にぶら下がったささやかなニンジンはなくなるかもしれないという恐怖心から
月給という時間を売った分のニンジンが手に入るという仕組みに依存したくない


結局は



全てにおいて自分、という主体性がない状態が嫌なんだと気付きました。
自分がないまま生きる、何かの仕組みを強制される、
手足を縛られたままなのが耐えられないようです。
それよりまず自分があり
自分の好きなこと、自分にしかない強みを外に出すことで生きられるようにしたい。


出してみてどうか



嫌な気持ちの裏側には自分の価値観があります。
嫌嫌リストを挙げて根本的に何がなぜ嫌なのか考えると
芋づる式に何をしたいのか、どういう状態を求めるのかが分かりました。

そして出すまでは何となく嫌、だったのが
出してみると意外とどうでもよくなります。
どんな判断基準を持っているかが分かって
自分主体になれたことでスッキリしたのではないかと思います。

否定的な感情や考えはつい、出してはいけないと思いがちですが
否定的だからといって悪いわけではありません。
大切なものがあるからこそ、そういう感情になるわけです。

仕事が何となくいやだ、と思ったらそう思う気持ちを探ってみてはいかがでしょうか。