暮らしの余白

何もない瞬間を大切に。 居心地良く暮らすためのブログ

苦手を克服する経験をしてメリット、デメリットを考えてみた。結果として苦手意識はどうにかしなくていい

こんにちは、ひろゆきです。

苦手な場面、嫌なこと、~恐怖症など
肌に合わないようなことはたくさんあります。

その中でも人付き合いは永遠のテーマですよね。
誰でも多少は思うことがあると思います。

ぼくはどうしようもなく苦手でした。
苦手な世界に飛び込んだ今も苦手です。

しかし、仕事したり日々生きていると
そんなことに直視させられ
苦手なことを得意にするよう求められることが
往々にしてあります。

それよりも、自分の性質を伸ばしていく方が
全く人生の満足度は異なります。

ただ、実際はどうなのか。
それまで人付き合いを避け続けてきた自分は、
整体師として接客業の世界に飛び込みました。

ゼロからよりマイナスからスタートした経験から
人付き合いを克服することについて、
そもそも克服する必要はあるのか、語ってみます。

まずはメリット

自分の世界が広がる

当然ですが、避け続けてきたことに
直面するのでその分経験値が上がります。

生き方が広がる、というより
こういう時はこういう話をすると受け入れられやすい、など
日常のコミュニケーションの些細なことです。

人付き合いを避けていると、学生の時に身に付けているはずの
人との関わりが身に付いていません。
その意味で、そういうものを身に付けられるのは大きいメリットです。


外見が変わる

人付き合いを避けてきた、ということは
外見に対して無頓着だったということです。
髪型、服装はもちろん、声のトーン、表情までです。

接客業になると嫌でもそれらを意識する必要があります。
目が大きくて、でも目は笑わず、表情も乏しく
ボサボサな髪だったのが
今では大分人並みになりました。

一番の変化は眼鏡からコンタクトにしたことです。
先端恐怖症でずっとコンタクトはできませんでしたが
コンタクトにしたことでかなり人受けが良くなりました。
ちなみに初めての装着時間は1時間半でした。


続いてデメリット
 

当たり前のことさえ、当たり前にできないというストレス

例えるなら、こんにちはをいつ誰に
どういうテンションでどんな声の高さで言えばいいのか
というレベルのことを
一言一言考えている状態です。

接客業が自分の性質と合っていれば
息を吸うようにできることも、できません。
 

 

その世界で生きている限り、心理的な消耗が続く

苦手を克服するために必要なエネルギーは相当なものです。

それまで何十年も生きてきたのと真逆のことにぶつかるのは
エネルギーとともにそれまで生きてきたのと同じくらいの時間も必要です。

そうすると、苦手を克服することで手一杯になり
他のことに意識を向ける余裕もなくなります。
そうして精神的に消耗していきます。
そんな状態で長くは持ちません。


もともと持っている性質を伸ばし、活かす

苦手な世界で生きることで得られたことは
数多くありますし成長もしました。
ただ、残りの人生全てかけて
ずっと苦手を克服する、という気持ちなら問題ないですが
あまりにも精神的なストレスが大き過ぎます。

それよりは得意なもので勝負した方が
ストレスも少なくできることも多いです。
そして得意なことをやっていたとしても
同じように壁はあるし、いろいろな経験もします。

同じことを何年も全力で、苦痛を伴いながらやるよりは
自分の性質に合ったことを次々にやっていった方が
結果として自分自身が無理なくいられ成長も長持ちします。

ぼくはひとりが好きなことにようやく気付き
素直に従っています。
このブログもその手段の一つです。
大変と言えば大変ですが、それほど苦ではないです。

みなさんもぜひ、悪いところ、足りないところを何とかしようとするより
もともと持っているものを活かしてみませんか?

得意なこと、自分の性質、強みが分からないという方はこちら。
 

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何かのヒントになるかもしれません。