暮らしの余白

何もない瞬間を大切に。 居心地良く暮らすためのブログ

5-4-3-2-1法を通勤電車で試してみた

いろいろなところで紹介されている
不安な気持ちを落ち着けるこの方法。

・同時に2つ以上のことを考えられない
・集中すると他のことはしばらく思い出せない

という脳の性質を利用したものだそうです。



【やり方】


以下の流れで、感じたことを挙げていきます。
目に見えるものを5つ
感じること4つ
聞こえる音3つ
匂い2つ
自分が好きなところ一つ

落ち着いた雰囲気、心静かに穏やかに過ごせる、居心地が良い
などとは正反対にある
朝夜の通勤電車で
どのくらい効果があるか試してみました。



●目に見えるもの5つ
ドアが見えます。
ドアの向こうに駅のホームが見えます。
広告が見えます。
前の人のバッグが見えます。

●感じること4つ
混雑による圧迫感を感じます。
空調の風を感じます。
電車の走行による振動を感じます。
脚の疲れを感じます。

●聞こえること3つ
電車の走行音が聞こえます。
話し声が聞こえます。
駅のアナウンスが聞こえます。

●匂い2
空調の匂いがあります。
人の匂いがあります。

●好きなこと1
流れる風景


【やってみて感じたこと】

進んでいくほど不思議と気持ちが落ち着きました。
それまでは混雑した電車の雰囲気にやられ気持ちがすさんでいましたが
やってみると驚くほど穏やかになりました。

その時に五感で感じていることに強制的に意識を向けることで
起こってもないことに対する不安から
今この瞬間や自分の存在を感じて落ち着きを取り戻せるのかと感じます。

落ち着きとは無縁の場所でこれだけ効果が出るので
不安にさいなまれた時、落ち着きを失った時にかなり有効だと思いました。