暮らしの余白

何もない瞬間を大切に。 居心地良く暮らすためのブログ

座禅を二週間やって、いかに雑念に振り回されているかが分かった

こんにちは、ひろゆきです。

 

日々暮らしているといろいろなことがありますよね。

人間って面白いもので、あることに遭遇した瞬間から
自分の中に勝手にいろいろなことが湧き上がってきます。

 

湧き上がったことはそのままにしていると
どんどん心の中が散らかることが分かりました。
散らかった状態で物事を見るようになるんです。

 

座禅を毎日してみて思ったことを書いてみます。

 

座禅をしてみて

日常の音が耳に入ったり、置いてある本が目に入ったりした瞬間に
これやったかな、あれやったかななど
最初のうちは次々と湧いてきます。

 

それがたくさん湧いていましたが続けていくにつれ、
湧いてきてもすぐ消えていくようになりました。
これが一番の気付きです。

 

消えると心に余裕ができて、自然と身体の緊張も溶けてきて
呼吸に意識を向けている状態だけれど

リラックスした心地良い状態になります。

 

棚は棚、扇風機は扇風機など目に入るものはただのもの
聞こえる音はただそれだけ
全てがただ在るだけの状態で

そこに自分がいる感じもしました。
北海道などの雄大な大地で、自然に囲まれているような感じに似ていますね。

 

座禅前を振り返る

いろいろな情報に接する度に
自分の中が揺れ動き、絶えず振り回されている状態でした。
あるものを見て、そういえばあれはどうなったか、
これはどうしようかな、など
芋づる式に際限なく出てきます。

 

次々に湧いてくるものを通して
現実を見ていました。
それらが積み重なっていくと
固定観念や思い込みに成長して 
無意識に自分の枠を制限していたはずです。

 

こうしなければいけない、など根拠のない考えがあったら要注意です。

 

まとめ

油断していると、日常朝起きてから寝るまで
常に刺激にさらされています。
一点の曇りなく、物事を見るなんてそうそうできません。
生きている以上何らかの思い込みや考え方の癖は出てきます。

 

座禅をして雑念がゼロになるとは思いませんが
雑念に振り回されなくはなります。

常に心静かに湧き上がるものを自覚していれば
もっとクリアに現実を感じ、気持ちもスッキリします。

 

歯磨きをするように、顔を洗うような気軽な感じで
一日五分間の座禅、おすすめです。

初心者でも無理なく続けられる、座禅のやり方

こんにちは、ひろゆきです。

 

この本に五分間ぼーっとすることが書いてありました。

 

comfortable.hatenadiary.jp

 

日頃疲れた心を癒やしたくて

何もない時間を作りたかったので
試しに座禅を始めてみました。

 

まだ続いているのでやり方、

やってみて心の変化をまとめてみます。

ここに書いたのはあくまで簡単な方法なので
正式なやり方に興味があれば調べてみてください。

 

 

やり方

・五分間、ただ黙ってぼーっとするだけ
・動いている頭の中、心の動きを

暴れ馬を遠くからぼーっと眺めるつもりで見る
・コツとしては、呼吸に意識を向けること。
(本当になにもしないと眠くなる、雑念が湧く)
息が出ていく、息が入ってくる、
ビーチに座って寄せては返す波を眺めるように。
・朝、夜寝る前など、やる時間を決めておく

 

使ったものはこれ

座禅のアプリです。

 

www.higan.net

初心者のために座禅を始める前に

やり方のアナウンスが流れます。
機能としては必要最低限。
時間を指定して始めると

鐘が鳴って線香から煙が立ち昇る画面になり
時間になると鐘がなり終わります。

 


何もしない時間の贅沢さや
心が温泉に入ったようなさっぱり感を味わえます。

一日五分間、試しにやってみてください。

 


参考までに、今までやってみての気付きを書いておきます。

一日目
雑念が次々と浮かぶ
いつ終わるか気になってもぞもぞする
最後の方落ち着く

二日目
最初から何もない、静かな水面のよう
途中少し時間気になった、
微かにざわついたくらい
終わった後気持ちがスッキリ感じる

三日目
今日あったことや帰り道で考えたことなど
細かいことが浮かんでは消えた。
終わる直前に、まだかなと思ったくらいで今までで一番早く感じた。
終わったあと視界に入るものが新鮮。
森林浴して都会に帰ってきたようなさっぱりした感じ

四日目
昨日より静か。
何かが浮かんでも心がざわつくことがない。
すぐに消えていく感じ。
呼吸を目印にするとただ状態を眺めることがしやすい。
呼吸に集中していると、座っていることや今いる空間など
意識が外にいく気がした
街中にいて、いかに情報量が多いか痛感した。
こんなに多いと影響をしょっちゅう受けて
雑念だらけになるのはしょうがない

五日目
どんどん心が静かになるのが分かる。
呼吸に意識を向けることが雑念から戻ってくる手がかりになる

六日目
呼吸を重ねていくとどんどん呼吸が深くなり
何もしていないけど集中しているような不思議な気分に。

七日目
雑念が浮かんでそのまま雑念に飲み込まれることがなくなった

八日目
聴覚嗅覚など五感が鋭くなる。
敏感になったからと言って、リラックスは続いている

九日目
今ここ、への意識がとても強く感じられた。

十日目
空間、時間への意識が冴えてくる。
何もしないとすぐ眠くなるが、
不思議と座禅の時間は眠くならない

十一日目
家の中の物音、座っている感触、呼吸音、
それらがただあるだけに感じる。そこに何か思い込みがない

十二日目
今日あったことが全部流されている、シャワーを浴びてきれいになった感じ

明治神宮か、代々木公園か

こんにちは、ひろゆきです。

 

代々木公園、明治神宮は隣接していますが
入り口は別々になっていて
漂う空気も全く違います。

https://www.instagram.com/p/BIEwFx7D9hh/

 

静かな場所が好きなのでいつも明治神宮に行きがちで
おすすめするのも明治神宮です。
でも、代々木公園も代々木公園の良さがあります。

 

整理のためにそれぞれの魅力をまとめました。

 

明治神宮

ひたすら続く森

https://www.instagram.com/p/BFx3z7MRhbk/

 

敷地に入った瞬間から森が続きます。
木々が高く、見渡す限りどこまでも広がっています。
気軽に行ける都心の森でここまでの規模はなかなかありません。
原宿駅前の喧騒とのギャップがすごいです。

 

人が少ない

https://www.instagram.com/p/BFx3ilzxhbF/

 

参道を避けて散策できるルートだと
ほとんど人がいません。


原宿駅から明治神宮に入ると大きな鳥居がある参道が目に入るので
誰でもそっちに行きますよね。

参道を避けるルートは写真左手の小道になります。

 

https://www.instagram.com/p/BFx3SB0Rhau/

 

 

人が少ないので、五感を気持ちよく刺激できて
歩けば歩くほど心が軽くなります。

 

ふかふか芝生で寝転べる

 

comfortable.hatenadiary.jp

 

宝物殿前にある芝生広場で
芝生を楽しめます。


寝転がると本当にふっかふかなんです。
天然のベッドになっていて、
寝転がって大地と広い空を独り占めできます。

程よくなだらかな丘になっていて、視覚でも楽しめます。

https://www.instagram.com/p/BFx5dLqxheL/

 

人がほとんどいないことと相まって
どこか旅に来たような雰囲気を味わえます。

 

代々木公園

空が広い

https://www.instagram.com/p/BIEwkyNj0gF/

 


明治神宮は高い木々に囲まれ鬱蒼とした森の底にいる感じですが
代々木公園は横に緑が広がっています。


木々が全体的にそれほど高くないので
公園の奥に行くほど空が広がっていく感じがあります。

 

思い思いの過ごし方ができる

楽器をやっていたり、運動していたり
サイクリングや犬の散歩、日光浴に森林浴、

芝居の稽古、ジャグリング、歌の練習
本当にいろいろな人がいます。

 

場所によって景色の変化がある

木々が立ち並んだ広々とした場所があったり

https://www.instagram.com/p/BIExDGBjAn1/

 


鬱蒼とした感じで暗い場所があったり

https://www.instagram.com/p/BIExKrDD7pl/


水辺があったり広場があったり

https://www.instagram.com/p/BIEwwKMjysA/

 

https://www.instagram.com/p/BIEw8KOjVMY/

 


かなり景色の変化があります。


中央広場を取り囲むようにいろいろな木々のエリアがあったりして
ただ歩いていても全く飽きません。

 

まとめ


都会の秘境でこもりたいなら明治神宮
身体を動かして気持ちよく休みを満喫したいなら代々木公園ですね。

 

緑が多いので夏の時期もある程度は涼しいですが
暑さが本格的にならない午前中がこれからの季節にはいいです。

 

ぼくとしては明治神宮の芝生推しですので
休みにぜひ行ってみてください。

三日坊主の人が、三日で終わらない具体的な方法

こんにちは、ひろゆきです。

 

これやってみようかな、とふと思い浮かぶことってありますよね。
今まではそんな時、時間がないから、自分はできないからと
やらない言い訳を考えてやらずに終わりがちでした。
何より飽きっぽいんです。

 

でもそれじゃもったいない。
やってみて分かることはとても多いので
最近はとりあえずやってみることにしています。

そこで、どんなに飽きっぽくても、
ある程度続く仕組みについて考えてみました。

 

 

始めてはやめての繰り返し


ぼくは前から座禅や絵を描くことに興味がありました。


座禅に関するアプリをダウンロードしては
しばらく放置したあとに消したりは何回もありました。
ヨガもいいですね。でも同じようにアプリをダウンロードしたり、
スタジオに一回行ってもそれっきりが多かったです。
絵なんて、画材セットを買ったにも関わらず
タンスの肥やしにしたこともあります。

 

やりたい!と思っても大体続かないんですよね。
しかもだいたい形から入ることが多いから
経済的な痛みも伴うという悪循環。

 

ただブログで自然散策の内容が多かったり
タイトルの余白のこともあり
絵と座禅はやっぱりやってみたいなと思っていました。

 

ちなみにそれぞれのやりたい理由です。

座禅
ブログタイトルにもしている生活の余白を作りたい。
それで集中力が高まったりするか
実験の意味もある。

自然散策が好きでよく公園に行きますが
そこで感じた風景を絵に残してみたいと思っていたから。


続ける方法


1.時間は短くお金をかけず、生活に組み込む

いかに自然に生活に組み込むか。
お金をかけて形だけ整えたけど続かないとかありません?
お金をかけてしまうと変に力も入ります。

やるのに時間がかかるから
休みの日とか時間ある時にしよう、も続きません。

 

座禅はアプリがあるので、5分と決めてやっています。
絵は自分の手をまずは書いています。
片手なのでそれくらいならすぐ書けるし
ちょうどいい。

 

毎日積み重ねられるよう短時間で、がポイントです。
いかに負担なく、生活に溶け込ませるか。
絵も座禅も両方やっても10分くらいです。
寝る前にやることにしています。

 

2.宣言する

宣言した手前、それをやらないことは言行不一致になります。
意外とこれは効果的です。
3と合わせて宣言し、やってどうだったかも
オープンにしてみるとよりいいです。

 

3.目的をはっきりさせる

何のためか、はっきりしていないと
そもそもやる意欲が湧いてきません。

 

座禅は余白を作るため。絵は公園で描くため。

はっきりしない場合は実は
自分がやりたいことではないかもしれません。
そんな時はいっそやらないのも一つの手です。
やりたいことなんて他にいろいろあります。

 

やってみて続いたら、本当にやりたかったんだな
続かなかったら向いてないか、自分には必要なかったんだなと割り切っています。

 

まとめ

続けるポイントは、バランスです。
それが崩れた時にやめてしまいます。

 

あまりにかけはなれた大きなことを言ったり
目的がぼんやりしていてもだめだし
すごい複雑なやり方でもだめです。
簡単なだけで目的もないと、
惰性で何となく続けるだけになります。


そう考えると、何かをずっと続けるのって
絶妙なバランスの上に成り立っているものですね。

 

ちなみに絵と座禅は今のところ一週間は続いています。
それについてはまた別に書きたいと思います。

雨の日の散歩はどうなのか

こんにちは、ひろゆきです。

 

公園を散歩するのは、天気が良い方が気持ちいいですが
雨の日だとどうなのか、やってみました。

行ったのはおとめ山公園。

以前天気が良い日に行って、森と猫を堪能しました。

 

comfortable.hatenadiary.jp

 


雰囲気が違う 

https://www.instagram.com/p/BHy9EWHDRf7/

 

当たり前ですが、空気が違います。

雨が木々を叩く音に囲まれているので
普段以上に街中の音が遠くなり
自然に囲まれた感じが強くなります。

雨なので当然人も少ないです。

https://www.instagram.com/p/BHy8SOyD-4x/

 

晴れの日はしなかった虫の音がするし
水滴で空気が曇っていて
森全体が瑞々しい感じです。

https://www.instagram.com/p/BHy8rAXDq3-/

 

公園に行くまでは湿気がすごかったですが
森の中は気持ち清々しい空気でした。

 

雨の日ならではのデメリットも

夏は特に蚊が多くなります。

 

椅子に腰掛けてゆっくり森林浴しようと思っても
濡れていたり、
上からも降ってくるので基本立ったままです。
座ってくつろぐには

屋根のあるスペースを探さないといけません。

 

雨には雨の良さがある

デメリットはありますが、それなりの良さもあります。

 

晴れの日でないと経験できないことがあるように
雨の日だからこそ経験できることもあります。

雨だから、と行動の選択肢から消さずに
雨だから行ってみると新たな発見があるかもしれません。

https://www.instagram.com/p/BHy88zbjIgH/

 

好きと依存は紙一重

こんにちは、ひろゆきです。

 

何か好きなこと、熱中することってありますか?
熱い思いや考えは自分を突き動かす強い力になりますが
一歩間違えると依存になりやすい、そんな話です。

 


ぼくの場合、20代にバイオリンにはまっていました。
好き過ぎて一時期は、バイオリンで生きていきたいと思うくらいでした。

 

今思うと、本当に好きなわけではなく
満たされない思いや自分の認めたくない部分を
バイオリンをすることで埋め合わせをしていた、
まさに依存していました。

 

小さい頃から集団に馴染めず、一人でいることが
多かったです。
出掛ける時も一人、学生時代ご飯を食べるのも一人、

旅も一人でどこでも行くし。


でも、一人でいることが心のどこかで恥ずかしかったし
飲み会とかで会話に入れず

居心地悪くなっている自分を認めたくなかった。

 

そんな時バイオリンと出会い始めることになって
音楽を通して強制的にいろいろな人と関われるようになりました。

それでも根本的な部分は変わっていないので
バイオリンをやっていないと落ち着かない時期が続きました。

 

依存するとどうなるか

不自然にそれにのめり込み、自分の行動基準の中心になります。

 

朝夕方に何とか場所を見つけて毎日練習したり
休みの日もそのことばかり考えていたり
しまいには音楽の道に進みたい、

自分には音楽しかないんだと思い始めたり。

 

傍からみると、情熱がある人のようですが
よく考えるとそれだけ時間、お金、気力、体力を

全て注ぎ込んでいるのはかなり無理をしている状態です。
冷静にものを見られなくなることが一番問題でした。

 

それで結果が出ていれば良いですが、
10年やってもパッとせず、いろいろなことが空回りしていました。

 

健全な好き、のために

好きになること、熱中することは楽しいですし
自分が納得していれば依存であっても良いとは思います。

 

でもぼくは、できれば埋め合わせとか

誰かがやっているからなどの理由でなく
純粋にやっていて肌に馴染み居心地が良いから
やっていたい。

 

日頃生活していると、いろいろな情報が入ってきて
つい雑念が生まれたり、それが発展して惑わされたり
無意識のうちに固定観念を作ったりして
自分を見失いがちです。

 

そのために何が自分にとって心地良いのか、どう過ごしたいのか
常に自分に問いかけて自分を知ることが大切です。

 

 

生きてる!と感じる楽しさを掘り下げると、どんどん人生変わっていく

こんにちは、ひろゆきです。

生きてる!!って感じる楽しい瞬間は最近ありましたか?


そう感じていた時を思い返すと、
いろいろなことを感じ取り

充実感に溢れた時間を過ごしていたはずです。


思い出してみると、自分はどんなことに

テンションが上がるのかが分かってきます。
そしてなぜなのかを知った瞬間から、より人生面白くなっていきます。

 

ぼくの場合

明治神宮など都心の森に囲まれている時
・夜、真っ暗な荒川の向こうに街並みや

スカイツリーの夜景が広がっているのを見た時
・どこまでも続く丘の向こうに海が広がる宗谷丘陵に一人佇んでいる時
・柔らかい朝焼けの光をひたすら感じている時
・宝石箱をひっくり返したような夜空を見た時
・一晩でリセットされた都会のきれいな空気の中、

おしゃれカフェで寛いでいる時
・猫と一緒に寝ている時
・長距離を移動した時
・いろいろ考えを巡らすこと

 

理由を考えてみる

・五感を刺激して、自然を全身で感じるのが好き
・騒音のない中、静かに物思いに耽るのが好き
・きれいなものを感じるのが好き
・見たことも聞いたこともないものに触れ世界観を広げたい

主なものはこんな感じです。

 

理由を知ることの意義

現実は面白いもので、悲観的に考えていると
そういう現実を引き寄せます。
逆に楽観的だと楽観的な現実になります。
別に片方しか存在しないのではなく
考え方の軸の問題で、考え方に合ったことを

より感じ取っているわけです。

 

楽しいことを知り、理由を知った時
どうなると思いますか?
知った瞬間から、次は何をしよう?と考えているはずです。

 

今まで好きだったことは、もっとこうするとより楽しいんじゃないかとなり
新しいことに挑戦する時も、これならきっと好きだなとなり
どんどん好きなことや楽しい経験を呼び寄せます。

 

そうしていろいろなことを引き寄せると
自分の世界が広がり、出会う人も変わり
経験が溜まって自分の強みや性質もよりはっきりして
良いループにはまっていきます。

 

 

最近楽しいことがなかったとしても
ここ数年、子供の頃など振り返ってみると
どこかにあります。
ほんの些細なこと、こんなこと…と思わず
いろいろ探して集めて考えてみると面白いですよ。